ここでは、持っていた、持っていないけど触ったり聞いたことがあるオルガンについて
思っていることを記述
・HAMMOND B-3
ハモンド好きの人には外せない銘機ですね。やっぱり本物はすごい。
うん・・・・凄い。初めて触ったのは、社員旅行で大阪行った時、『YSコーポレーション』
って行ってみたいよなあと思い、本買いにだけ行ったら、「弾いてみます?」と
受付の方に言われて、せっかくだから触らせてもらいました。
この時は足を落としてレザー張りにした移動用のB-3です。XK-2と同じような
設定にして音を出して見ると、同じような音がするんだけど、なぜかこちらの方が
音が良い。レスリーとか色々理由があるんだろうけどもう別物。
これが本物かあと。逆にこれ聴いたら、他の再現オルガンの音って実はそれぞれに
大差ないんじゃ?と思ってしまった。本物には到底適わないし、それなら好きなタイプ
選べばいいんじゃないかと。それくらい説得力(?)のある音でした。
プリセットキーとかも気持ち良い反応だし、鍵盤もカタっと言う感じで良い。
電子関係のはなんとなくぬたっとした感覚がある気がします。
それだけでも本物は凄いなあと。
この後、店長さんが本一冊買っただけの私にわざわざ倉庫まで連れて行ってくれ、
いろんなB-3とかその他のオルガンを弾かせてくれました。このときは感動した。
家買えたらいつか買ってやろうと・・・。
そして、現在は習いに行っている先生の所で弾かせてもらってます。
家のXKと本物だと2段の鍵盤の高さや、キーの位置が違うので何かと不便。
XKの方が便利な所もあるんだけどね(笑)
まあ、長くなったけど本物は良いと言うことで。
あっ、多列接点は使いこなせないけど、弾いていると結構影響しているのだなと。
ちょっと触るだけだと音が全部でなかったりするのでこの辺もおおーそういう機構が
動いているのだなあとちょっと幸せになる(笑)
HAMMOND C-3
ブリティッシュロックでは定番とか。実は私が一番好きなのは、これかな。
日本でもNewC-3出してくれればいいのに。
別にロックが好きなのではなく、私のオルガンのイメージは教会にあるウォルナット
のオルガンなのです。まあ、エレクトーンC-301とも言えるけど。
と言うことでB-3よりもC-3の方が見た目にすきです(笑)
機能は同じ。実際にYSコーポレーションで弾いた時も同じでした。
でもやっぱりなんか好きなので弾くと気持ちいいです。
色々弾かせてもらってしまったからいつかは買いに行きたいものだ(笑)
HAMMOND A-102
たぶんこの型だと思ったけど、やっぱりYSコーポレーションで弾かせて
もらった。スピーカ内蔵のハモンド。レスリーじゃないとトーンホイルじゃないと
言われるけど、実は私はこの内蔵スピーカの音も結構好きだった。
なんて言うかオルガン音と言うかそういう系統の音は好きなので、レスリーなくても
結構いいなあと。店長さんおすすめらしいです(笑)確かにいいかもしれない
HAMMOND コンコルド(?)
HAMMOND M型(?)L型(?)
ちょっともう前の話なので、忘れたけど、この辺りの型も弾かせてもらった。
やはりYSコーポレーションで。これはシアターオルガンのタブレットみたいなのに、
いろいろプリセットが組まれていて、パシパシ入れていくとすぐに音が出せる手軽さ
があった。確かに家庭用には良い機種だと思う。フルスケールじゃないけど。
うう・・・冷静に考えるとこれだけ弾かせてもらったんだからPortaB-3ここで買えば
良かったような・・・。ごめんなさい。
・YAMAHA C-301
所謂、エレクトーンです。今みたいなキーボードって感じのではなく、
本当にオルガンっぽかった頃のエレクトーン。
当時親は無理して買ってくれたんだろうねえ・・・。でも私はまじめにあまりやらなかったんだけど。
ちょっと後悔。最近ヤマハでは説明書のダウンロードサービスがあるので、落として
見てみたんだけど、なんか昔使い方わからなかった機能が今見ると、わかるので
もったいなかったなあと。トーンレバーってドローバーと同じような働きをするんだけど、
ハモンド知ってから仕組みを理解した。教室でもちゃんと教えてくれればいいのに。
元々音楽大嫌いだった私が音楽をちょっとでも好きになれたのはこの機種のおかげ。
結構乱暴に扱ってたなあ。
鍵盤は44の2段と13鍵盤のペダル。エクスプレッション1で、フットスイッチは2個ついて
たかな?あとは、ニーレバーとか、結構エレクトーンって便利な楽器なんだよねえ。
馬鹿にされがちだけど。
音源はFM音源とPCM。でもPCMは本当に一部しか使ってないのでほぼFM音源。
音数も少なかったかも。
最近「TUCKER」って方のCD聴いたけど、この機種使って
色々やっていたので、やっぱり楽器は使う人次第だなあとつくづく感じました。
金持ちになって場所が広くとれるならまた手に入れたい(笑)
・ハモンド鈴木 New B-3
鍵盤堂とか楽器フェアとかで触ってみた。弾いてみたじゃないのがみそ(笑)
人前じゃ弾けないしねえ。見た目はそっくりなんだけど、なんか所々のパーツが
安っぽい気がするんだよなあ。あと、多列接点の音の出る感覚が本物とちょっと
違うような。気にするほどのことではないけど、ここまで似せられると、
なんとなく違う所をほじくりだしてみたいなあと。
ビブラートとかはXK-3の方が良さそうな気もする。PortaB-3来たら色々遊んでみよう。
・ハモンド鈴木 ハモンドJr.
退屈しのぎにいじるのに持っていました。しかし、部屋に置き場所がなくなったので
泣く泣く処分。しかし、ふと考える。あれ?あれをオルガンの上に乗せれば、
シアターオルガンっぽくならないか?と。
今時、各楽器の音をボタン1つで呼び出せるのなんて、ポータブルキーボードしか
ないし、それなりの音入っているのこれだけじゃ・・・。まあ、そういう使い方するかどうかは
わからないんだけど、そういうのも楽しかったかなあと。オルガンの機能としては
レスリーシミュレーターもついていて、コーラスとリバーブがあったかな?
オクターブシフトなんかも機械式スイッチを使っていました。
ライン入力と出力、レスリーコネクタと至れり尽くせり。電池ボックスも売ってたなあ。
スピーカも装備です。以外とハモンド以外の楽器の音も良い感じです。ただ、
ベロシティないけど。だから、アクセントに付けると言う意味でもシアターオルガン
化は意味あったなあと(笑)説明書のオルガン演奏の例がディープパープルだったり
太陽に吠えろなのが、とても子供向けじゃねえだろう?って感じでした。
まあ、説明書は先生向けなんだろうけど。
うーん・・・ドローバー付きポータブルキーボードとか2万くらいで売れば、
オルガン人工増えないかなあ?
・ハモンド鈴木 XB-1
音源はXK-2と同じと言うか、XK-2がXB-1の発展型か。
XK-2に比べると鍵盤が寂しい、木が足りないとちょっとスケールダウンです。
でも値段考えると妥当じゃないかなあと。安く手に入れたいと言う時には重宝
すると思う。ゴールドの欲しかったなあ(笑)鍵盤はちゃちに見えるけど、
鈴木楽器の話によれば1万回のグリッサンドテストをしたのだとか。
・ハモンド鈴木 XK-3
ドローバー3セットに、真空管アンプ、そしてプリセット鍵盤とより本物に近づけ
ようとしたオルガン。更に下鍵盤まで発売されてついにフルスケールに。
でた時は即買おうかと思ったんだけど、貯金が貯まって来て、これなら上の買った方が
いいのか?と思って思いとどまった(笑)
しかし、オルガン奏者の方の話を見ていると、こちらの方が後発だけあってNEW B-3とか
より上の部分も多いらしい。コーラスとかこっちの方が気持ち良かった気もする。
ただ、アッパーとロアー別々にかけることは出来ない模様。
・ハモンド鈴木 XE-1
触ったことないです。実物は遠くから眺めただけ。あとは本で見た内容かなあ。
用は普通の電子オルガンとハモンドオルガンの融合体。まあ、ホーム用ハモンドの
廉価版。ハモンド部分はXK-2とかと同じようです。
いろんな音とハモンドの音を使って一曲を一人アンサンブルする感じかな。
しかし、この機種の画期的なのは、下鍵盤を別売りして2段に出来ると言うこと。
これがあって、XKシステムが出来たんだろうなあ。
デザインはoldハモンド好きな人だと嫌がりそうだけど、結構好きなデザイン。
場所と財力が許すなら欲しいくらい(笑)
海外では、XE-2(最初から2段装備)とかXE-200って言う足鍵盤までスピネットオルガン
の用に一体化した機種まである。最近Pro-liteなんてのも出てるよう。スピーカ別になったのかな?鍵盤、スピーカ、足鍵盤、エクスプレッションペダルのセットのよう。
なんか取っ手みたいのついて片手で運べるような写真があるなあ。
海外は熱心ですね。
・ローランド VK-7
XK-2買う時比べました。総合的な能力は上っぽかったけど、鍵盤がいまいち
好きになれなかったのと見た目(ひどい奴(笑))でXK-2になりました。
MIDI端子が足用とロワー用あったりと結構親切な作りでした。
・ローランド VK-77
VK-7の2段タイプ。確か選べるアンプのタイプが増えていた気が。
よくプロの人がビデオとかで使っているので音は聴くことが多かった。
最初楽器屋で見たときは古いエレクトーンを思い出して懐かしく感じた。
鍵盤のタッチがとても気持ちよく、やっぱり2段鍵盤と言うのがズシッとした
重量感を醸し出していた。ローランドはオルガンに本気なんだなあと感じた製品
・ローランド VK-8,VK-8M,VK-88
Vk-8以外あまり触ったことないのでまとめて。
鍵盤。これはとてもよいですね。見た目にも触った感じも。これだけ欲しいくらい。
だけど、全体のデザインとしてはローランドのつまみとスイッチって個人的に
好きでないのでボツ(笑)まあ、買う予定はないのだけど。
VK-8MはモジュールでXM-1とかみたいな物だけど、コントローラに全て入ってるので
よりコンパクト。コレクションに買いそうになった。やめたけど。ただ、説明
見ているとスイッチの組み合わせで設定って結構面倒な気がするなあ。
VK-88。鍵盤だけはもう何も言うこと無い。ただ、BX-3もそうだけど、なんか
木を多様したスタンドって半端にやると格好悪く見えるなあと。VK-77の方が
遠目には格好よかった気がする。
・コルグ New CX-3
コルグの1段オルガン。1段だけど2つのドローバーを持っていて、
アッパー、ロアーにしたり、プリセット用に2つに分けたり、EXモードで
独自の音が作れたりと工夫されていた。
足が使えたら買ってたかも(笑)
足用の音源がありません。なんかロックキーボーディストに特化した楽器な
気がする。音もキータッチも良かったけど、なんか私には合わなかったなあ。
でもデザインは格好良いと思う。結構迷ったし。足は別に音源用意するか?とか。
・コルグ New BX-3
鈴木がXB-3でこっちがBX-3か。ややこしい。CX-3の2段バージョン。
CX-3はなんか割り切って作ってあったけど、こっちはホイールついたりして
ちょっと便利屋的になってます。でも足はない。
あんまり触ったり見たことないけど、鍵盤はCX-3よりいいかも。
・埼玉県所沢ミューズ パイプオルガン
ホール内に設置してあるパイプオルガン。いろんな時代の曲が弾けるように
なっているようです。ストップもプログラム組んでおけば自動的にガコガコ動きます。
マリークレーアランは自分で操作したりしていましたが。
オーケストラと一緒に演奏するときのために、ステージに別のコンソールを引き出し
リモート操作も出来るようです。こっちはストップもタブレット式になり、
メモリーカード刺す所とかもあります。ただ、電気式になるので反応は本体に
付いている鍵盤より鈍くなるのだとか。
一般開放の時に弾いてきました。一時期ブライガーの主題歌をパイプオルガンで
弾いたら楽しいだろうなあと考えていたけど、周りがバロックの曲弾いたりしている
中、そんなことできず蒼い瞳のエリスの最初だけ弾いてやめました(いくじなし)
ねこふんじゃったを弾いて拍手されていた人いたなあ(笑)
パイプオルガンは音がパイプのあるところからするので、自分の右側とか左とか
上とかいろんな所から鳴ります。客席から聴いているときは混ざって聞こえるけど、
自分で弾くと随分変わった感じがします。弾いている人と聴いている人は違う音
聴いているんだなあと思いました。
手鍵盤は5段くらいあり、足は32鍵盤かな?ペダルとかは使い方よくわからなかった。
ストップ次第でいろんな音が出るので、もっと弾けない人とかにも自由に使わせて
くれればオルガンの地位も上がるんじゃないかなあ。税金で作ってるんだろうし(笑)
・東京都御茶ノ水日本大学 カザルスホールのパイプオルガン
このオルガンはバロックに特化したオルガンだそうです。
55鍵で3か5段。資料見ればいいんだけど、ちょっと面倒なので(笑)
こちらのはほとんどアコースティック。ポンプ以外電気は使ってないんじゃ
ないかな。鳥の声とかベルの音とか出るけど、鳥の声は空気を水の入ったコップに
送り込んで出すし、ベルも空気の力で歯車まわしていました。
ストップも自動ではなく、アシスタントがついて出し入れしていたし。
ちなみに、ここのオルガンも一般開放で弾かせてもらいました。
このときは曲は弾かなかった気がするけど、よく覚えていません。
・東京都池袋 レストラン「ミュンヘン」のシアターオルガン
レストランですが、シアターオルガンがどかっと置いてあります。
食事中に演奏を聴かせてくれます。このオルガンは基本的にパイプで音出している
ようだけど、電気機械じかけで小物が動いたり、スイッチ一つでドラムとかピアノ
、鉄琴の音などがでます。しかし、それぞれの音も電子音などではなく、
ちゃんと機械的に、鉄琴や太鼓をたたきます。音自体はアコースティックです。
ようは電子オルガンのように弾くんですけど、見ているだけで楽しい。
いつまでも続けて欲しいですね。演奏者の人は自宅にもシアターオルガンが
あるらしい・・・凄いなあ。